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まとめ
以上、大学の特殊性を考慮しながら大学の特許について説明しましたが、大学が特許を取る制度がうまく行くか否かは、大学の研究者が生み出す発明の質にかかっています。
大学の研究者が生み出す発明がすばらしいものであれば、その発明が核となって新しい産業が興され、日本の産業が再生されることになります。
しかし、大学の研究者が生み出す発明が産業界であまり役立たないものであれば、その特許はコストばかりかかって大学のお荷物になってしまいます。
従って、大学の研究者には、日本の産業のために役立つすばらしい発明を生み出すようお願いします。
また、大学はむやみに特許を取るのではなく、この制度の趣旨を理解し、厳選して特許を取ってください。ただし、厳選し過ぎるとすばらしい発明を落としてしまうことがありますので、選択には十分に注意してください。
※最後まで読んで頂きましてありがとうございました。なお、このような内容のお話は耳から聞いた方が分かり易いかもしれません。もし、このテーマで講演等のご希望がございましたら遠慮無くお問い合わせください。
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