|
(6) 多重音声切換装置
発明者:上原 裕次様
展示品のご説明
この発明は例えば2ヶ国語で放送されたTV放送の多重音声、VTRやDVDで再生されたソフトの多重音声を所望の時間長さ又は所望の時間比でいずれか1ヶ国語の音声に交互に切り換えて視聴するための多重音声切換装置に関するものである。
TV放送、VTRソフト、DVDソフトには2ヶ国語の多重音声になっているものがある。視聴者がこれらを所望の言語で視聴しようとする場合は、TV等の視聴覚機器のリモコン又は本体の音声切り換えスイッチを手動で切り換えて視聴することができる。
ところで、例えば、語学の勉強のために、多重音声のドラマ等を外国語(英語)だけで聞いていると、知らない台詞等のために、だんだんドラマ等の流れ(内容)がわからなくなり、簡単な台詞も直ぐには理解できなくなり、語学の勉強にならなくなってしまい、また、つまらなくなってしまう。
ところが、外国語の音声と日本語の音声を交互に聞いてみると、ドラマ等の流れがある程度判り、外国語の音声の内容もドラマ等の流れからかなり理解でき、語学の勉強にかなり役立ち、また、たのしい。
しかし、多重音声のドラマ等を視聴する場合、日本語と外国語の音声を適当な時間毎に交互に切り換えるには、手元のリモコン又は機器本体の音声切り換えスイッチを手動で操作しなければならず、非常に面倒である。
この発明は、従来の装置になかった、所望の時間長さや時間比で自動的に多重音声を切り換える機能を付加して、語学学習や元の言語の雰囲気等を損なうことなくドラマや映画等の鑑賞を楽しく行う環境を提供することができる多重音声切換装置を提供することを目的とする。
この発明に係る多重音声切換装置は、予め設定された条件に従って、2種類の音声信号のうちのいずれか1種類の音声信号を交互に自動的に選択する選択手段を備えていることを特徴とするものである。
|
(C)Copyright:1999-
Kubota & Associates |